つかこうへいさんの「遺言」

家族愛の伝道師(行政書士 伊藤芳典)

2010年07月14日 11:30

 10日に死去した劇作家のつかこうへいさんが、今年1月1日付で「遺言」を書き、4月上旬にマネジャーに「死んだら開けるように」と手渡していた。遺族の同意を得て、つかさんの事務所が公開した。

(以下の通り)

友人、知人の皆様、つかこうへいでございます。

思えば恥の多い人生でございました。

先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています。

私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っておりません。

通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させて頂きます。

しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。

今までの過分なる御厚意、本当にありがとうございます。

2010年1月1日 つかこうへい

http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201007120520.html
(asahi.comより引用)



「先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならない」

残された方々への想いが感じられますね。

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