つかこうへいさんの「遺言」
10日に死去した劇作家のつかこうへいさんが、今年1月1日付で「遺言」を書き、4月上旬にマネジャーに「死んだら開けるように」と手渡していた。遺族の同意を得て、つかさんの事務所が公開した。
(以下の通り)
友人、知人の皆様、つかこうへいでございます。
思えば恥の多い人生でございました。
先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています。
私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っておりません。
通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させて頂きます。
しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。
今までの過分なる御厚意、本当にありがとうございます。
2010年1月1日 つかこうへい
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201007120520.html
(asahi.comより引用)
「先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならない」
残された方々への想いが感じられますね。
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